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人生の壁にぶつかった時の解決法~逆境こそ大きなチャンス

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悩み女性

人生や仕事、恋愛の中で、うまく行かずに壁にぶつかることがあります。今までうまく行っていたのに、目の前はもう八方塞がり。希望がなくなったと思い、落ち込んでしまうこともあるでしょう。

どうしたらいいのか分からない…
もう前には進めない…
間違った道を歩んでしまったのか…
来た道を引き返すしかない…
もう逃げ出したい…
私はこのまま終わってしまうのかも…

人生の壁にぶち当たってしまうと、このように感じ方もいらっしゃるのではないでしょうか。壁にぶつかった時は、ショックを受けるのも当然です。悲しみにくれることもあるでしょう。

人生や仕事でうまくいかない時にはどうしてもマイナスになりがちになります。その場その場で見ると目の前に大きな壁が立ちはだかっているのですから当然だと思います。

しかし、人生の壁にぶつかった時は人生の終わりではありません。むしろ、壁にぶつかった時こそ、自分の人生に大きなチャンスが訪れているのです。

さきほまでは目の前の壁を見ていましたが、その先も人生が続きます。壁の向こう側には道があるわけです。場面でみるだけでなく人生という括りでみると、目の前の壁の意味が変わってきます。

人生の壁を乗り越えるのもいいでしょう。挑戦することはあなたに力を与えてくれます。

しかし、無理に乗り越えようとしなくても良いんです。

人生や仕事で壁にぶつかった時には、その壁をぶち破る!とか、壁を超えてこそ!ということを言う人もいますが、必ずしもそうしなくて良いのです。むしろ無理に乗り越えようとするのは、その人にとっては誤った道を進め!ということもあるのです。

そうするよりも、目の前に現れた壁を無理して乗りそのまま越えるというよりも、新たな分岐点として捉えることで、あなたの人生にたくさんの道が現れてきます。

それではどうやってそう思えばいいのか。このあと更に詳しく解説していきます。

今回のお悩み解決シリーズは「心を変える編」心を変える法則3つ目「人生単位で心を変える法則」をご紹介。第1弾として、人生の壁にぶつかった時のお話「壁の法則」をテーマにお届けします。

人生の壁にぶつかってしまった時

人生を歩む中で、私たちはときどき「人生の壁」にぶつかります。

たとえば、恋人にフラれるというのは、人生の「壁」の一つです。付き合いが長ければ長いほど、恋人を愛していればいるほど、フラれたときのショックは大きいでしょう。
場合によっては、あまりの衝撃に、まったく前に進めなくなってしまうこともあります。あまりにも高い壁に、お先まっくら、絶望です。

しかし、先日ご紹介した【財産化の法則】をここにも当てはめれば、フラれたという辛くて悲しい出来事の中にも、素晴らしい宝が眠っていると言えます。その宝をひとことで言うと、「ゆきどまりは無限への道」ということです。

八方ふさがり、壁に当たってどこへも抜けられない……このような悩みを、「壁の法則」で一発解決しましょう。

人生の壁にぶつかったらどうしたらいい…

あなたと恋人が仲良くつきあっている状態は、ちょうど一本の道を歩いている場面にたとえられます。

あなたは、「その恋人との交際」という一つの道を進んでいるわけです。やがて、恋人との心理的な距離が生まれたり、お互いの価値観の違いがハッキリしたりして、何かしらの理由で恋人にフラれるとします。

そのときの状態は、歩いてきた道が袋小路になっていて、先に進めなくなった場面にあたります。

まさに「人生の壁」にぶつかった状態です。そのとき、あなたは、とても悲しい思いをするでしょう。しかし、冷静に考えると、あなたにとってあながち悪い状態とはいえないのです。

なぜなら、そこに無限の道があらわれているからです。

恋人と別れたということは、あなたが、自由(=フリー)になったということです。自由になったあなたには、無限の選択肢が与えられます。

それまで、恋人との交際に費やしてきたエネルギーを仕事に向けることもできるでしょう。
あるいは、「世の中に男(女)は星の数ほどいるんだ」と考えを切り換えて、新しい恋人を探してもいいでしょう。

今、最高のパートナーと、幸せな人生を歩んでいる人の中には、
「あのときの失恋がなかったら、今の素晴らしいパートナーと出会ってなかった。」
「あのときは地獄のようなツラさだったけど、何て意味のある体験だったんだろう……」
そう心から感じている多くのカップルがいるのです。

人生の壁にぶつかったからこそ見える景色がある

「人生の壁」にぶつかった状態は、自由であると同時にニュートラルでもあります。ニュートラルとは、車のギアが一時的に切り離されて、動力が車輪に伝わらない状態です。

まっすぐに突き進んでいるときには、周りの景色は前から後ろへとどんどん流れています。でも、いったん止まると、景色を360度ぐるりと見渡すことができるようになります。

そして、すべての方向を中立(=ニュートラル)に見ることができます。そういう状態で周囲を眺めると、そこには、自分の行く道について、多種多様な、あらゆる選択肢があることがわかります。「壁」に当たらなければ、きっと見過ごしていたであろう、無限の道が、そこにあらわれるのです。

「壁」にぶつかるということは、このように、立ち止まって、周囲や自分を冷静に見直す、またとないチャンスなのです。

人生の壁は新たな入り口になる

仕事においても、人生の壁はあなたにとってプラスに作用します。とくに、自分の天職は何かということを発見するときに有効です。あなたの才能を発揮できる仕事は何なのか。それを見つけるポイントも、【壁の法則】にあります。

人間の才能は、生まれたときからそなわっていると言っていいでしょう。あなたの中にも、まだあなたの知らない才能が眠っているのです。地面に穴を掘るとき、簡単に深い所まで掘っていける場所があるものです。

そこに、あなたの才能があります。いち早く、あなたの才能が眠っている場所(=分野)を見つけて、そこを掘り進み、その場所の中でも、さらに奥深くまで掘っていけるポイントを見つけることが大切です。そのポイントこそ、あなたが天才になることができる専門分野です。

この才能発見の「穴掘り」をやっていくうえで、重要な指針となるのが、「壁の法則」になります。この法則の意味である「ゆきどまりは無限への道」ということからとらえれば、マイナスだと思っていた、失業もチャンスになるのです。

あなたの才能を発見するには、まずは何でもいいからチャレンジすることです。

世の中には、さまざまな仕事があります。一度何かの職業についたら、とりあえず、全力をかたむけて掘れるところまで掘るのです。

すると、ある深さのところで、シャベルが突き刺さらない固い岩盤にぶち当たります。
これが「ゆきどまり」です。もし、その職業で、浅いところで岩盤にぶち当たったら、今度は、別の職業に挑戦します。

人生の壁のニセモノ

ただし、ここで気をつけなければならないのは、ニセモノの「ゆきどまり」(本当のゆきどまりではない)も存在するということです。ニセモノの「ゆきどまり」を試行錯誤して、掘りつづければ、ある段階で、さらに掘り進むことができます。

「ニセモノの「ゆきどまり」は、いわゆるスランプに過ぎないわけです。超一流のスポーツ選手もスランプは経験します。

ですから、才能発見の「穴掘り」において、重要なことは、目の前の仕事に、全身全霊、徹底的に打ち込んで全力を尽くすということです。

恋愛でも、仕事でも、家庭生活でも、人生のあらゆる場面で、私たちは壁にぶつかります。しかし、その壁は、私たちが歩む道の無限の可能性を見せてくれるのです。それまでは、その道しかないと思っていたのが、まったくのウソであることに気づきます。

これが、【壁の法則】であり、「ゆきどまりは、無限への道」ということです。
壁に当たったときはつらいですが、人生単位で見ると、それは、さらなるあなたの役割へ転じる、「新たなる入り口」なのです。

新たなる道を歩む

1つの人生の道を歩んでいると、その道以外はないと思いがちです。そう思ってしまうことで、壁ができた時に「唯一の道が閉ざされた」と落ち込んでしまいます。ですが、実際に人生には多くの道が存在しています。そういった多数の道を発見できるのも、人生の壁にぶつかった時なのです。

壁にぶつかってすぐは、落ち込むことも仕方ないでしょう。ですが、徐々にでも多数の道が拓かれたと感じ、、壁にぶつかって落ち込んだことも、悩みも消えていくはずです。

次は、「価値観が変わると心が豊かになる。時間をかけずに価値観を変える術とは?」です。

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