転職をしたり、新しい部署に配属になったり、環境が変わることで、できていた事ができなくなっていた。そんな状況はよく耳にします。
今までの職場と、やり方も考え方も違う…
転職先の人間関係がうまくいかない…
新しい会社のやり方おかしい…
自分自身の努力が足りなかったのではないか…
転職自体失敗だったかな…
こんなふうに思ってしまうことも少なくありません。転職した当初は、新しい環境や、新しい生活にワクワクしていたはずなのに「こんなはずじゃなかった…」なんていうこともありますよね?
今回、私の体験談としてご紹介するお話しも、転職後の環境に違和感を持っていた状況の真っただ中。
でも、あることをきっかけに、状況がよくなった時のお話しです。
悩みは十人十色。まったく同じ悩みではないかもしれませんが、同じような状況の方の参考になると思い、書かせていただきました。もしよろしければ、お読みください。
会社組織へのはじめての転職
私は、ずっと福祉業界で働いていましたが、結婚する前に転職しました。
転職をした私は、初めての会社組織という環境にドキドキしながらも自分をいかせる未来にとても前向きでした。
でも、厳しい研修期間が過ぎて、やっと本格的に働き始めたころに、なんだかフツフツと違和感のようなものが湧き出てくる。
「言ってることと、やってることが違うんじゃないか?」
皆さんも会社の上司や学校の先生や親とかに感じたことないですか?
「いいこと言ってるけど、できてないじゃん!」って。
まさに、それです。
すごい良いことやってるのに、なんかやり方がおかしい。『そんな』ギャップを感じるようになっていきました。
いいこと言ってるけど、できてないじゃん!とか、そういうふうに心の中に疑問が出てくると、ちょっとしたことでも疑心暗鬼になったり、なんだか負のスパイラルにはまっちゃう人もいますよね?
自分も相手も責めてしまう
私の場合、目標に向けて頑張っているけどうまくいかなくて、自分の努力が足りなかったんだ。と自分を責める気持ちで落ち込む。
これひどくなると鬱(うつ)になっちゃうかもですよね?
私は、ここで落ち込む一方というより、自分を責めたり、相手を責めたり、矢印が内向きになったり外向きになったり行ったり来たりになってしまっていました。
こんないいモノなのに、それに思いも素晴らしいのに、
「言ってることと、やってることが伴ってない!会社がおかしい!」
と批判が、ムクムクと出てきてしまうのです。
こうなった時、皆さんはどうやって解決してるんでしょうか?
相手のためを考えて精一杯やっても、「ボランティアじゃない!」
と言われてしまう。
思いっきり自分の考えを主張して、バチバチ上司とやり合うか?
それとも自分には合わないと、あっさり辞めるか?
まだ本格的に働きはじめて間もない私には、そんな勇気もなく・・・
とにかく、そんな会社の中でも、ちゃんと目標達成している先輩をみて、自分の力が不足してるんだ。と思い、どんどん知識を入れてステップアップのために頑張りました。
解決策は勉強でもやり方でもなかった
でもでも、この記事でお伝えしたいのは、その時のステップアップのために勉強した内容でもなく、やり方でもないんです。
だって、その知識を詰め込むやり方では何も解消できなかったからです。
自分を責めるか?相手を責めるか?実はどちらも苦しいんですよね。
同僚と会社帰りに居酒屋に行って、ストレス発散したり、たまには買い物やおいしい物を食べてリフレッシュしたりもしました。
でも、やっぱり自分の心の中に引っかかった感情はそのまま。
自分はできることやってるのに・・・
うまくいかないのは「社長のやり方がおかしいんだ!」と思ってしまっていました。
問題は自分の心の中に
そんな私が、転職先で自分の心がうまくいかない状況から脱したのは、少し前に見かけた
『心の学校グループ』の基礎編に参加したことがきっかけでした。
実は、そこでやっているセミナーに行ってみたいと思っていたのですが
忙しいし、お金も余裕ないし諦めていたのですが、セミナーの内容を詳しく話してくれる無料の基礎編があったのです。
その基礎編に参加してビックリしたのは、なぜか話しを聞いてるだけで
「そうだな、そうだな!」と自分の心の底から納得できるんです。
それまでは、会社でも、同僚とのやり取りでも、自分の解決しようとする思いにも「いや違う!いや違う!」っていう否定の言葉が浮かんできてたのに!
転職して新しいやり方で戸惑っていた私は、新しい職場で、かなり消極的にもなっていたのです。
自分の思いで、やってるつもりになっていて、批判ばかりになっていた。
でも、それは自分の中に潜んでいた心でもあったのです。
同僚と愚痴ったり、スカッとするために何か違うものに目を向けても、その時だけで何も変わらなかった。
それが驚くことに、基礎編に参加した後は・・・
もともとの性格である、「思いっきり自分を出す」そんなところを取り戻せていました。
たった3時間ほどの基礎編に出ただけなのに、モチベーションがあがり、積極的に自分から社長や上司に、やるべきことを報告していました。
苦しみの原因
苦しんでいた原因は、もともと自分自身を抑えることがあまりなかったので、会社の組織とか目標を持ってとか、会社や上司から、かぶせ抑えられたことへの拒否反応でした。
苦しんでいた時は、自分が頑張ってない。いや相手が悪い。の繰り返しでしたが、たった3時間の基礎編で、なぜ苦しかったのかがわかったのです。
基礎編に参加して、心の仕組みがわかり、苦しみの原因が分かってからは、私の言動に、社長が笑顔で喜んでくれたり、とても褒められて自分の書いて提出したものを貼りだして皆んなの見本にしてくれたりしました。
悩みの本当の問題は他にあるのかも
以上が転職した時の私の体験談です。
このように、心のしくみが分かると、物事を違った視点から見ることができます。
もしかしたら、読んでいるあなたの悩みも、私とおなじように、苦しみの原因が分かれば、解決できるかもしれません。
もともと相手も自分も悪くない。悩みの問題は他のところにあることもあります。
今現在、お悩み中の誰かの参考になれば幸いです。