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心が強い人と弱い人はどちらが本当に強い人?その特徴と意外な真実

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職場の人間関係

心の強い人と聞いてあなたはどのような人を思い浮かべるでしょうか?仕事が出来て、人気物で、自分の意見を通すことができて、ストレスも悩みが無さそうな人。そのような特徴をもった人が強いとお考えではありませんか?

このような特徴を持つ人は本当に強い人なのでしょうか?弱い人だとは思いませんが、本当に強い人とは?どんな人なのでしょうか?

もしも今現在、あなたが自分のことを、弱い人と思っているのならば、それは間違えかもしれません。あなたが思っている強い人の特徴が必ずしも強い人ではない可能性があるからです。

間違った認識のまま強い人になるために原因を探ったり克服しようとしたり頑張ってしまったりしていませんか?

もしかしたらあなたはすでに本当は強い人の特徴を備えている可能性を秘めているのです。

悩み解決シリーズ

ここからは行動を変えるというテーマでお話を進めていきます。心と言葉を変えたら、次に変えるのは行動。いくら心を変えても言葉を変えても、行動が伴っていなければ評価がされずらい部分があります。

心は相手には見えない部分なので、何かが違うと感じたとしても、何が違うのかは分かりません。言葉を変えるだけだと、言ってることとやってることが違うと言った印象も持たれてしまう可能性があります。

そこで、行動を変える。行動というのは見えやすい部分でもあるので、評価も受けやすい部分です。また今までと違う行動をとることで、あなた自身、生きるのが楽になります。

行動を変えるって大変そう……
面倒なのは嫌だ……
心と言葉だけじゃだめ?

そう思われる方もいるかも知れませんが、大変でも面倒でもないのです。逆に人生が楽しく、今まで出来ないと思っていたことができるようになったりしてくるのです。

「あの人は凄いからあんなことができるんだ…私にはできない…」そんな風に思っていたことも、今までと行動を変えることによってできるかもしれません。

心と言葉と同様に、ちょっとした法則を取り入れるだけで。たったそれだけで、あなたの人生が大きく変わっていくことになるでしょう。

この、お悩み解決シリーズは、順序を得て読んでいただけると、悩みの解決をより分かりやすくしてくれます。 まだご覧になられていない方は、下記のリンクをお読みください。悩みとはから始まり、各話の目次となっております。

行動を変える

ここまで「心を変える」「言葉を変える」と進んできました。最後のステップは、「行動を変える」です。

「心を変える」と世界の見え方がガラリと変わります。

しかし、「心を変える」だけでは、実際の状況は変わりにくいでしょう。やはり、実際の状況を一挙に素早く変えるには、「行動を変える」必要があります。

「言葉を変える」と人間関係はどんどん変化していきますが、相手によっては、「単に口先だけじゃないの」と思われてしまうかもしれません。あるいは、場合によっては、「言葉と行動が一致していないじゃないか」と、反感すら買ってしまう可能性もないわけではありません。

やはり、本当に周囲に「本当に変わったね。素晴らしいね」と認めてもらうには、行動を変えることが不可欠なのです。

「行動を変える法則」も、「心を変える法則」「言葉を変える法則」と同様に三種類あります。

二つ目は、「自分の単位で行動を変える」
二つ目は、「人間関係の単位で行動を変える」。
三つ目は、「人生の単位で行動を変える」。


以上の三つです。

心も、言葉も、行動も変わったということになれば、あなたが生まれ変わったということです。
さあ、いよいよ最後のステップです。ぜひ、行動まで変えて生まれ変わって、悩みのないまったく新しい人生を歩んでください。

自分でできることと人に頼むこと

忙しく走り回るビジネスマン。自らのノルマを達成するには、このことも仕上げなきゃ、あのこともやらなきゃ…。

「ああ、手伝ってもらたって、自分でやったほうが早いし、かといって人手が足りない!」「あと2人自分がいたらいいのに!」

あなたは、自分の力では手に負えない仕事や問題を、自分一人で抱え込んで「できない、できない」と思って悩んでいませんか?

もしそうなら、その悩みの解決は簡単です。その仕事や問題を、人に頼んで片づけてもらえばいいのです。

何かのある仕事があるとします。この仕事を終わらせる方法として、大きく二つの選択肢があります。

一つ目の選択肢は、自分でやるというものです。
二つ目の選択肢は、他人にやってもらうというものです。

どちらの選択肢を取っても、仕事が片づくという結果は同じように見えます。

しかし、一つ目の選択肢と二つ目の選択肢では、隠れた可能性という点では明らかな差があります。

あなたが強い人になる方法

例えば、あなたがフィットネスクラブでウェイトトレーニングをしているとします。

あなたは30キロのバーベルは持ち上げられます。でも、もっと力をつけて、重いバーベルを持ち上げたくなりました。身体を鍛えて筋力を強くしたり、いわゆる潜在意識を開発したりすれば、50キロは持ち上げられるようになるかもしれません。

いや、がんばれば100キロくらいは持ち上げられるかもしれません。自分の力を開発していけば、ある程度までは強くなるでしょう。

では1トンならばどうでしょうか。自分一人だけの力で持てますか。どれだけ身体を鍛えて潜在意識を開発しても、無理ですよね?

火事場のバカ力などとよく言いますが、それでも難しいと思います。潜在能力をふくめても、自分一人だけの力では限界があるのです。しかし、じつは1トンのバーベルがあなたの力で持てる方法があります。

周りの人に手伝ってもらえばいいのです。「な?んだ。そんなことかぁ」と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、これはとても大切なことです。

一人で千人を相手にできるくらい強いことを「一騎当千」と言います。しかし、かりに自分に特別な能力がなくても、千人を相手にできます。千人の協力者がいればいいのです。いわば、「千騎当千」です。

弱い人ほど、本当は強い人

ある講演会で「弱い人ほど、本当は強いのです」ということを話しました。「すると、会場にいたある男性が、そのひとことを聞いて動けなくなってしまったのです。その講演で、私はこう話したのです。

「強い人」が強いとは限りません。「強い人」とは、強くなろうとして、自分一人の力をどんどん開発していくから、ある程度までは強くなれますが、おのずと限界があります。

しかし、何でも自分でやってしまおうとするので、その限界にぶつかり挫折してしまいやすいのです。

「自分は弱い」と思っている人は、自分一人の限界を自覚し、他人の協力を得ようとしたり、周りの力を活用しようという発想になるので、多くの力を結集させて、結果的に人間一人では到底できなかったような大きなことが成し遂げられるのです。

そして、「弱い人」ほど、個人の潜在能力をはるかに超えた、大いなる本当の自分の力に目覚めやすいのです。

彼は、この話を聞いて、頭をガツーンと叩かれたような衝撃を感じたそうです。ああ、オレは「強い人」だった!

彼は以前から、マイナス思考タイプで、何かあったらすぐに傷ついて落ち込む「弱い自分」に、強烈なコンプレックスを持っていました。

そんな自分を克服するには「強い人」になることだと思い、心のことを勉強したり、能力開発に励み、一生懸命がんばって、まさに「強い人」になる努力をしてきたのです。

その努力の甲斐あって、非常に立派な結果も出はじめて、「何でもがんばればできるんだ」という自信がつきました。そうして彼は、理想である「強い人」を実現しつつあり、一見、順調に自らのコンプレックスを克服したかのように見えました。

しかし、じつは悩んでいたのです。責任ある仕事を任され、自信を持って、喜び勇んで取りかかったのはいいものの、次々とやってくる大量の仕事をさばききれなくなってきたのです。

それでも、彼は、それらの仕事を全部自分で抱え込み、何とか自分の力でやりきろうとしていました。しかし、実際は物理的にも限界が来ていて、自信と現実とのギャップに苦しんでいたのです。

「何でもやればできるんだ」という自信が、逆に彼を個人プレイに走らせ、周りの協力を得られたら突破できたであろう、大きな可能性に自らフタをしていたのでした。これは、個人の能力開発にはげみ、自信をつけてきた人が陥りがちな弊害です。

彼は、「弱い人ほど本当は強い」という私のひとことで、パーンと何かがはじけたのです。「個人で出せる力の限界」と、「たくさんの力を束ね、個人の限界を超えた無限の可能性」との格段の差に気づいたのでしょう。

そこから彼は、もっと人の協力が得られる自分になることに意識を合わせ、結果的に、このとき突き当たっていた壁を突破していきました。

1人では必ず限界がある

自分一人で何でもかんでもやってしまえることが、必ずしも能力があるということではありません。

自分一人だけで何でもやろうとすると、必ずどこかで限界がきます。そして挫折してしまいます。これをやっている人が、今とても多いのです。

もちろん、何でも他人にやってもらうことがいいわけではありません。むしろ自分で解決できることは、人の手ばかりを借りずに、自分一人で解決することも大切です。

個人の限界に近いところまで極めていって壁に当たることは、今後、人を指導していくうえで大変な財産にもなります。

しかし、人に手伝ってもらうことができれば、そこに限界はありません。

自分の能力ではとても及ばないようなことでも、周りの人たちと協力したり、システム化するなどして取り組めば可能になります。あるいは、自分の不得意な仕事も、それが得意な人にお願いすれば、楽に片付きます。

何かわからないことがあれば、素直に良く知っている人に聞けばいいのです。

それに関する知識に自信がなければ、それを堂々とさらけだして、教えてもらう。恥ずかしがったり、遠慮したりする必要はありません。

「私の周りには、私のことを助けてくれる人なんていない!」とあなたが思っていても大丈夫です。

あなたが本当に喜びいっぱい愛いっぱいで生きていれば、あなたのことを手伝ってあげたいと思う人が必ずあらわれます。

あなたの可能性は無限大

あなたが本来持っている素晴らしさを発揮すれば、あなたを助けてくれる人がどんどん集まってきます。そうなれば、1トンと言わずに5トンでも10トンでも持ち上げられるようになるでしょう。

重要なことは、「自分でする」という選択肢と、「他人にしてもらう」という選択肢を、自由自在に使い分ける。人間にはそれができるということです。

素直にお世話になる。そして、感謝する。これが【自分の単位で行動を変える法則】を押さえておけば、あなたの能力は無限大になります。

この使い分けを身につければ、できない仕事を抱えて途方にくれることはなくなり、仕事の悩みは解消します。

自分でやるべきことは自分でやる。他人にやってもらう必要があることは素直にお世話になる。そして、感謝する。

まずは少しづつでも行動を変えてみると

これが【自分の単位で行動を変える法則】です。この法則を押さえておけば、あなたの能力は無限大になります。この記事の最初の方では行動を変えると聞いてどう思いましたか?難しいと感じていたかもしれませんが、実際に読んでみていかがでしたでしょうか?

難しいよりも、むしろ拍子抜けしてしまうくらいに簡単だし、効果的だと思いませんか?今まで「弱いことはダメなこと」と思っていたのなら、今日から「弱いことは良いこと」と思って行動を変えてみてはいかがでしょうか?

そこからあなたの人生は少しづつ変わっていきます。

次は、「悩みの正体は妄想。それでは妄想を消す方法とは?」です。


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